ポストに見慣れたキミのちいさな文字 汗ばむ手に握りしめ部屋へ急ぐ
窓を開けて招き入れた ミドリ色の香り運ぶ使者たち
あの街へ走り出す電車の音 目を閉じる。ココロだけ乗せて走れ
便箋、並んだ言葉 その書き出し
「元気ですか?」今までなら 交わすこと無い ワードにドキリとする
同じ空 深呼吸 キミもきっと 感じてる。ココロだけ寄り添う春
「早く会いたい」 気持ちが 次の季節を 引き寄せてく
遠くまで伸びてゆく雲の軌跡 追いかける。ココロだけ夏へと飛ぶ
キミの街 目指してく電車の音 待ちわびる。ココロだけ寄り添う春