「またね」って手を振った 坂道の上 きみの丸い目が 何か言いたげで 何度も振りむいた 指先しか見えなくなっても ずっと手を振った
長く伸びる 僕の影が 足を引っ張ってるよ 君の元に戻りたいと
「さよなら」あと何回やり過ごしたらなら きみと暮らせるかな ベランダ 君の好きな花 一緒に育てられるかな
「あそこ」って指さした 階段の途中 生まれたばかりの 窓のともしびが とても眩しかった 帰る誰か優しく待ってる そんなあかりだね
細く光る 星の影が 胸を締めつけるよ つないだ手を離せないと
「おはよう」あと幾つひとり迎えたら きみと暮らせるかな 別れ際 きみのほほえみが 僕をそっとてらしだす
腕時計の 針の影が 僕を追いたてるよ 胸のツカエ 置き去りにして
「さよなら」あと何回繰り返したなら きみと暮らせるかな ひとりきり 帰り道 月が何処までもついてくる